ワンルーム暮らしミニマリストブロガーのまさすみです。
先日、89歳の祖母が一人で住んでいる実家に帰った時の事。
実家は高齢者一人で住むには大きな2階建てで、部屋がいくつかあります。
大変だろうと思って、掃除機を片手に各部屋を回っていたら、なんと!
すべての部屋にカレンダーがあるではないですか。
1階と2階のトイレにもカレンダーがあります。
しかも1階トイレには扉に壁掛けカレンダー、トイレットペーパーホルダーの上には卓上用カレンダーが。
忘れて困る予定があるのだと思いますが、どのカレンダーにも特にメモはない。
(祖母は手帳にスケジュールをメモしているんです。)
きっと本来の目的ではなく、カレンダーがあることが当たり前になっているのですね。
(もしくは貰ったからには、すべて使いたいのだと思う)
一方、私は一人暮らしの時も、結婚してからも家にカレンダーがあったことがない。
壁掛け時計も置き時計もない。
貰ったカレンダーも、そのまま捨てます。
今は、スマホのアプリ、ノートパソコンで全部できるので、何の不便もないです。
むしろ、メリットの方が多いのかも?
そこで今回は、家に時計やカレンダーがないことのメリットを考えてみます。
それでは、ご覧ください~。
時計とカレンダーがない生活の良いところ
・部屋がすっきり見える
カレンダーが無くてもスケジュール管理は、スマホやパソコンで十分。
若い人でしたら、カレンダーにメモる人も少ないのではないかと思います。
私は手帳を持っていませんが、手帳でもいいですね。
シンプルでモノが少ないほうが好きな人には、カレンダーを貼らないことをおすすめします。
カレンダーを貼るとポスターのようになり、部屋がガチャガチャに見えてしまいます。
時計も同じです。
リビングの目立つところに、壁掛け時計を設置している風景をよく見ますね。
私はあれが嫌です。まるで、教室の黒板の上にある時計みたい。
いつも時間のことを気にしている感じです。
もし、どうしても家に時計が必要と言われたら、小さめの物を目立たないところに置きます。
・電化製品で時間はわかる
時間を知りたければスマホで十分ですが、それ以外にも家の中には時間が分かるものがあります。
テレビやDVDレコーダー、炊飯器などにも時間が出ていますね。
ちなみに我が家の場合はスマホ、パソコン、テレビで時間の確認ができます。
部屋の中を見回しましたが、思ったよりもありませんでした。
据え置きの時計が無くても全然、困りません。
・時間に追われない、使われない
私たちは固定観念の中で生きていて、時間に関しても囚われている部分があります。
日々時間に追われている人は、時計で時間をチェックする回数を減らすほうが良いです。
また、時計があることによって、「あと〇分は〇〇ができる」と余計なことをしてしまう場合もあります。
逆に時間を気にせず、やりたいことをやる時間を作るのも大切です。
私がおこなっているワークショップでお伝えしている例があります。
昔、ご参加頂いたクライアントさんの実話です。
その人はカフェに行くのが大好き。
カフェの適度なザワザワ感、周りの人がそれぞれ作業をしている雰囲気、コーヒーの香り、窓際のカウンターから外の景色を見るなどが、その方の好きな要素だと分かりました。
しかし、昼休みや仕事帰りでは時間がなくて、ゆっくりできないから行かない、ということでした。
私がその方にお伝えしたのは、次のことです。
「5分でも立ち寄れるなら、行った方がいい」
「たとえ少しの時間でも、行ったらその大好きな要素を味わい尽くしてください」
私たちは大人になるまでに色んな事を覚えます。
良いことだけでなく、悪い習慣や効率重視、あきらめの心なども覚えます。
「少しの時間しかないから、やっても意味ない」
「5分しかできないなら、しない方がマシ」
本当はやりたいことなのに、こういう考え方で、本心や好きなことを抑えてしまいます。
お金や時間は特に制限がかかりやすい部分です。
時間に追われない、使われない。これは、とても大事です。
話を戻しますが、「時計がたくさんある」ということは、逆に言えば「時間感覚がない」「時間管理がうまくない」とも言えますね。
・腕時計もいらない
私は十年以上、腕時計をしていません。
学生の時はまだ周りに合わせていたので、腕に煩わしさを感じながらも付けていました。
それも社会人になってからは、しなくなりました。
しかし、会社の平役員になってから社長に「良い腕時計をしたほうが良いよ」と言われ、しぶしぶ中古のロレックスを買いました。
が、1年も付けてなかったような気がします。
今でも付けたいと思いませんし、高い腕時計にも全く興味が湧きません。
(2017.2.24)その後、売ってきました↓
https://otukisama.com/rolex/
時間確認もスマホで十分。
時計やカレンダーがないと困ること
私は困ることは全くありませんが、家族や状況によっては必要な場合もありますよね。
・小さいお子様がいる場合は、どちらもあった方がいい
時計やカレンダーの見方が分からないと困ってしまいます。
また、カレンダーに予定を書き込んであるほうが、子供にとってはスケジュールを把握しやすくなります。
受験の場合なども、「入試まで残り1か月!」みたいなものがあった方がいいかも。
・職場や状況によって、時間確認にスマホを出せない場合もある
大事な会議や取引先のお客様の前では、スマホを出せないということもあります。
世間一般でいう「できる男」になりたい人は、腕時計は必要かもしれませんね。
まとめ
今、カレンダーや壁掛け時計を使っている方は、試しに一週間くらい外してみてください。
部屋がスッキリしますし、意外に困らないと思います。
リゾートホテルの部屋も、壁掛け時計はないですよね。
これは時間を気にしないで、ゆったりと過ごすという演出です。
また、最近よく聞く言葉でいえば、「今この瞬間を生きる」にも繋がります。
過去のことや未来のことも大切ですが、一番大事なのは、今。
「夢に日付を入れよう!」みたいなのがありますが、ちょっと反対かな。
私がワークショップでお伝えしているのは、むしろ逆です。
話が逸れるので、それは、またいつか紹介したいと思います。
あなたも今を意識するために、カレンダーと時計がない生活、いかがですか?