ワンルーム暮らしミニマリストブロガーのまさすみです。
父が亡くなってから色々と家族や親戚とのやり取りが増えました。
先日、祖母と話していた時に家系図の話題になり、父が元気だったころに家系図を見せられたことを思い出しました。
今回は、家系図がない方向けに先祖の調べ方について紹介します。
家系図を見て思うこと
家系図をさかのぼってみても、人物像をイメージできるのは曾祖父母、祖父祖母とその兄弟くらいまでです。
その上の先祖は写真もありませんし、養子縁組などもあって複雑です。
しかし、脈々と続いてきた先祖の繋がりが今の自分という存在に繋がっているのだと思うと感慨深いものがあります。
また、いろいろな発見もあります。
「昔の人は兄弟が多いな~」
「一郎、正、三郎、四朗、五郎、六郎、七郎。なぜ次男だけ二郎じゃないんだ(笑)」
「昔の女性の名前はカタカナ2文字の人が多い」
「ひいばあちゃんの元の苗字は〇〇なのか」
お墓参りも先祖の供養になりますが、「こういう人がいたんだ」と知ることも遠い昔の先祖の供養になりますね。
先祖の調べ方
① 今、生きている家族、親戚に聞く。
3代くらい前までなら、親、祖父母、親戚に聞くことで判明できます。
多くの場合、祖父母が亡くなると実際の生の声としての先祖の情報が失われます。
先祖を知るうえで一番確かな情報で、比較的近い先祖が分かり、リアリティーもあって感謝の気持ちが湧いてきます。
私の場合、祖母の両親の詳しい話は、祖母以外の誰にも聞くことはできません。
② 名字の出自を調べる。
以前テレビでも何度か見たことがありますが、名字は土地や職業などの影響を受けています。
珍しい名前の名字の人もいらっしゃいますね。
名字のルーツを知るには、そういった関連の書籍を見るのも参考になります。
アマゾンで見てみたら、このような本がいっぱいありますね↓
③ 家紋から調べる。
私の実家には玄関に家紋があります。
家紋を知ることで、うちは「〇〇の末裔なのか」と、先祖のルーツをたどるヒントになります。
こちらも書籍や資料から調べることが可能です。
④ 戸籍から調べる。
戸籍制度は明治5年から開始され、現在取得が可能な最も古い戸籍は明治19年あたりだそうです。
ただし、焼失や破棄されていて所得できない場合もあります。
⑤ 古文書や郷土史からもわかる場合がある。
これはある程度、先祖が絞られていないと不可能ですが、古い戸籍が取得できた場合には、その土地を訪ねたり、歴史を調べれば、もしかしたらルーツにつながるかもしれません。
このへんになると、もうロマンですね。
どこまで先祖をさかのぼれるのか?
現代に残されている情報から最大でさかのぼれる範囲は、平安期の姓まで可能だそうです。
だいたい1,000年位前になるそうです。
可能というだけで多くの人の場合、ほぼ不可能でしょう。
また、さかのぼれたとしてもその正確性も怪しいですね。
先祖代々、口伝で語り継がれてきた先祖の情報や書物があれば、それをもとに「昔」側からと「現代」側から辿っていくと、もしかしたら、どういう人が先祖だったのかが分かるかもしれませんね。
あとがき
いかがでしょうか?
私は、つい数年前まで全く興味もありませんでした。
30代後半になって遅いかもしれませんが、身近な人が亡くなってから先祖への感謝の思いが強くなりました。
私は歴史には全く興味がありませんが、家系図は見ていると結構ワクワクします。
親や祖父母が亡くなると、生の声としては先祖をせいぜい3~4代前までしか辿れません。
興味のある人は早めに聞いておくことをおすすめします。
我が家には代々の家系図があります。(正しいのかはわかりませんが。。)
しっかりと残してくれた先祖に、感謝とともに私も大事に守らなければなと思います。