ワンルーム暮らしミニマリストブロガーのまさすみです。
私のお気に入りの電気圧力鍋ホットクック。
ただ、ふと疑問に思うことがありました。
「灰汁(あく)って取らなくていいの?」ということ。
料理の灰汁と電気圧力鍋の灰汁取りについて調べてみました。
灰汁(あく)は悪?
灰汁はもともと野菜や肉に含まれる成分で、料理に苦味やえぐ味、渋味などの影響を与えます。
加熱中に泡状になり浮き上がってくるので、すくい取ることで味が整いやすくなります。
野菜など植物性の灰汁は、水溶性のものがほとんど。
水やお湯にさらしておくだけで灰汁抜きができます。
植物性の灰汁の中には体に悪いものもありますので灰汁抜きをしてから調理しましょう。
特にほうれん草などの葉物野菜に含まれるシュウ酸は結石の原因、ワラビのアノイリナーゼはビタミンB1を破壊すると言われています。
シュウ酸は野菜自身にとっては虫などに食べられないようにするための身を守る手段なのだそうです。
人間には微量かもしれませんが、気をつけないと毒素として摂取することになります。
だた、サラダとして葉野菜を食べることもあるわけですから、神経質になるほどではないですね。
一方、お肉などの動物性の灰汁は加熱することで、たんぱく質が固まってできます。
毒は基本的にありませんが煮物、鍋料理などをしたときに茶色っぽく固まって浮き上がってきます。
取らないでおくと舌触りが悪くなったり、不快に感じることもありますが取りすぎも注意!
旨味成分も含まれているので最低限に留めておくほうがいいです。
自動調理鍋ホットクックでの灰汁取りは基本、不要!
ホットクックのサイトを見てみると、Q&Aに灰汁のことが書いてありました。
自動調理鍋ホットクックは、灰汁取りの必要はありません。
なぜ必要がないのか?
そもそもお肉などの灰汁は水を加えて強火で煮ると出る。
でも、ホットクックの無水調理では水を使わず、とろ火で加熱するので気になるほどの灰汁は出ないとのこと。
ちなみに野菜の灰汁は加熱前に水にさらして灰汁抜きするのがおすすめ。
どうしても料理途中で気になるのなら・・
ホットクックには「一時停止」のボタンがあります。
沸騰してきたタイミングで一時停止をして灰汁を取ることもできます。
ホットクックは基本的に野菜の灰汁さえ、調理前に水に浸けて抜いておけばいいだけですね。