ミニマリスト老子

老子11章 車輪 こしき

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老子11章:形ないモノの働き。「無用の用」の意味は?

「無用の用」という、ことわざをご存知ですか?老荘思想が元になっていると言われています。ことわざとして一般的な意味は、荘子の「役に立たないようなものが、実は役割を果たしている」です。しかし、老子11章を見てみますと上の意味と少し違います。さて、老子は何を言いたかったのでしょう?

老子10章 赤ん坊

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老子10章:ワクワクすることをする。それが知らないところで誰かの役に立つのがベスト

老子10章では、他の章でも説明されていた内容がいくつも出てきます。その中で全体を通して老子が一番言いたいことが何なのか、とても考えました。老子の自問を通して、あなたはどんなことを感じるでしょうか?

老子9章 ほどほどに

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老子9章:何事もほどほどがいい。執着をゆるめよう。

物が豊富だったり、社会通念の考え方にとらわれ過ぎている現代に老子9章はマッチします。仏教の中道にも通ずる内容です。執着を無くすことを目指すより、執着をゆるめることのほうが自然体です。

老子8章 上善如水

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老子8章:上善は水のごとし。水のように生きるのが理想的。

老子の有名な言葉、「上善は水のごとし」の話です。お酒が好きな人であれば、日本酒の「上善如水」が思い浮かぶかもしれません。深い洞察力を持つ老子は、水を例えにして何が言いたかったのでしょう?

老子7章

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老子7章:成そうとしないから、成される。

老子7章では、老子は世界の永続性を例に用いて、逆説的に人としての生き方を教えてくれます。自分のこと以上に他人のことを大切にする人は、自分も大切にされます。

老子6章 谷

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老子6章:この世界を支えているのは、母性。

第6章では老子はタオの性質を「谷」に例えて語っています。深く広大な谷を見て、その空間に秘められたエネルギーのようなものを感じたのでしょう。谷の例えを通して、老子の女性性・母性に対するリスペクトを感じます。

老子5章 心の余裕

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老子5章:自分の力を引き出したいなら、いつも心に余裕を。

老子は、しばしばタオを語る際に「〇〇と似ている」と例を挙げることが多いです。5章には鍛冶屋さんが使う「ふいご」が登場します。タオとふいごの類似点を通して、「空っぽ」の働きを教えてくれます。

老子4章 謙虚 亀

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老子4章:謙虚な人のほうが愛される。

「和光同塵(わこうどうじん)」という有名な言葉がありますが、老子の4章の句からできたとされています。仏教では「優れた才能を隠し、俗世間と交わる」と説明されます。老子4章はタオを通して「謙虚さ」の大切さを教えてくれます。

老子3章 安民

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老子3章:安心して暮らせることが一番。

本来の政治が目指すものが「人々が安心して幸せに暮らせること」であるとすれば、この章はまさに「政治はこうすればうまくいく」と言っているようにも読み取れます。第3章は、モノや名声よりも人々が自然に安心して暮らすことの大切さを教えてくれます。

老子 比較 無為

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老子2章:比較をしないでシンプルに生きるということ

2章も抽象的ではありますが、1章に比べて理解しやすいです。私たちが「美」を意識するとき、「醜」との比較が生じます。これは「醜いもの」に目をつぶることになります。第2章は、タオを生きる人を通して、まさに自然のように自然体で生きる、比較せずにシンプルに生きる、ということを教えてくれます。

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