敷金礼金ゼロ物件はデメリットが多い?【掘り出し物件あります】

敷金礼金ゼロ物件

ワンルーム暮らしミニマリストブロガーのまさすみです。

 

私が今住んでいる賃貸ワンルームを借りた時のポイントのひとつが敷金礼金ゼロ。

近場の引越しで長く住むかも分からないので、なるべく費用を抑えたいという希望に合いました。

 

敷金礼金ゼロ物件にはデメリットも多いと言われていますので検証しました。

 

敷金・礼金とは?

敷金とは、

  • 退去時に戻ってくるお金。
  • 退去時に原状復帰代や清掃代を差し引かれて返金されることが多い。
  • 居住用の賃貸物件では、賃料の0~2か月分が一般的。

 

礼金とは、

  • 退去時にも戻ってこないお金。
  • 仲介手数料の足しとして不動産業者に流れていることもある。
  • 居住用の賃貸物件では、賃料の0~2か月分が一般的。

 

私は引っ越しを何度もしていますが経験上、敷金1か月分、礼金1か月が多かったです。

 

貸し手側が過剰になり、空室が増えると言われているので、敷金や礼金免除の物件は増えています。

 

ちなみに、敷金ゼロ礼金ゼロの物件は、ゼロゼロ物件と呼ばれています。

これにプラスして仲介手数料もゼロの場合は、ゼロゼロゼロ物件になります。

 

貸し手が敷金礼金ゼロにする理由

単純に人気が無い

例えば、私が住んでいるマンションには「窓なし」の部屋もあります。

 

内見時についでに見せてもらいましたが、息が詰まる雰囲気だったので却下。

「いつもカーテン締め切り」「とにかく安いほうがいい」という人にはデメリットではないかもしれませんね。

 

その他には次のようなものの考えられます。

 

駅から遠い

駅至近であれば物件の条件が多少悪くても人気がありますが、駅から15分以上離れると希望者は減ります。

 

設備の問題

ユニットバス(バストイレ一体)や部屋が狭い、部屋の形がいびつなど。

 

築年数が古い

築20~30年位は特に気にならないかもしれませんが、50年とかになってくると建物の強度が大丈夫なのかと不安が出るという声が多いです。

 

事故物件

実際に見ることは少ないですが、安さ第一で気にせず住んでいる人もいます。

私はやはりイヤです。。

こういう物件は、賃料自体も相場よりかなり安くなっていることが多いです。

 

オーナーがすぐに空室を埋めたい

オーナーさんからすれば空室が一番もったいないわけで、なるべく早く次の人に入居してもらいたい。

 

2~3か月、空室にする位なら敷金礼金ゼロにしてでもすぐに決めたい!のようにオーナーの性格も出るようです。

 

敷金礼金ゼロだと初期費用がこんなに違う!

一般的なケースとして、敷金1か月、礼金1か月、仲介手数料1か月、前家賃2か月で考えます。

これだけで、初期費用は賃料5か月分になります。

 

敷金の一部は返ってくるとしても一般的に、これ以外に鍵交換代(1万5千円前後が相場)や火災保険加入なども必要になります。

仮に家賃が8万円の場合は、初期費用に40万円+αかかることに。

 

一方、敷金礼金ゼロの場合は2か月分が浮くことになるので、24万円。

少しでも費用を浮かせたい人や学生さんにとっては結構大きな差ですよね。

※入居時または退去時に別途クリーニング代等がかかる場合もあります。

 

敷金礼金ゼロ物件の注意ポイント

無いと願いたいですが貸し手側の悪い思惑があって、敷金礼金ゼロになっている場合もあります。

実際に物件を探すときや契約前に注意しておくポイントを紹介します。

 

すでに借り手が決まっている

不動産業者が問い合わせを起こさせるための広告物件にしていることがあります。

敷金礼金ゼロに関わらず、人気物件でもあります。

私は今までの引っ越しで何度も経験しました。

 

駅までの距離が怪しい

借り手がなかなかつかない場合、少しでも良い条件にしたいオーナーもいます。

嘘ではなくても、競歩並みの早歩きで時間を計算されるとかなりズレが出ます。

 

家賃が相場より高い

敷金礼金はゼロで費用が掛からないように感じても、賃料が相場と比較すると高めになっているということもあります。

毎月支払う賃料を長い目で見ると、ゼロゼロのメリットが相殺されたり、それ以上に損をする場合も。

 

退去時費用や違約金などをしっかり確認する

先ほどの「家賃が相場より高い」の他に、入居時、退去時に関わる費用が高い場合があります。

よくあるケースがクリーニング代や鍵代が相場に比べて高く設定されているケース。

 

クリーニング代が高く、結局これで賃料1か月に充当するほど高い場合もあるそうです。

違う名目になっているだけで、お得ではありませんね。

 

違約金がある物件もあるようなので物件を探す際と、特に契約段階は必ず確認しましょう。

 

特約事項には要注意

私が今住んでいる物件を探すときに様々な物件を内見しました。

 

別の敷金礼金ゼロの物件には特約事項として「ある記載」がありました。

簡単に言うと「退去時の原状復帰費用はオーナーの言い値」という内容でした。

 

不動産屋さんからやめたほうがいいと言われましたので候補には入れませんでした。

確かに「なんでこの良い物件がゼロゼロなんだ?」と思うような物件でした。

 

 

私がゼロゼロ物件を借りたときの初期費用

うちは賃料6万8千円のワンルームで敷金礼金ゼロ。

仲介手数料も安くしてもらったので火災保険、クリーニング代(2万5千円を前払い)、前家賃も込みで18万円くらいでした。

都心の立地を考えると、これ、めちゃくちゃ安い!

 

ワンルームの不便さはありますが、事故物件でもなく特約事項もない。

クリーニング代も前払いで払っているので基本的に退去時の費用もない。

デメリットは何も感じません。

 

ゼロゼロだからといって、必ずデメリットがあるわけではないということですね(^^)

 

今回、賃貸情報サイトで「港区」「敷金礼金ゼロ」で検索してみました。

物件数も結構あって、新築物件もありますね。

 

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