こんにちは! 超せまっ!ワンルーム2人暮らしのまさすみ(夫)です。

このブログのテーマの一つ、心豊かに生きる。
そう強く意識したきっかけが、老子(ろうし)との出会いです。

物質的な豊かさもいいですが、本当の心の豊かさにたどり着くと、物質的な価値は薄らいでいくといいます。
その心の豊かさの本質を知っていたのが、老子といわれています。

日々の生活で時折、今この瞬間が幸せ。すべてが満たされている。と感じることはできても、またすぐに物足りなさを感じたり、必要以上の欲求が出てきます。

自分が生きている間に、老子を100%理解することはできないと思いますが、私も、その片鱗に触れてみたい。

老子との出会い

私は老子の思想が好きで関連書籍を数冊、愛読書として繰り返し読んでいます。
常にカバンに入れていて、よくドトールに行って読んでいます(^^)

老子のことを知ったのは、5年くらい前。
たまたま本屋さんで手に取り、パラパラっとめくったときに「これだ~!」と衝撃が走りました。

当時、ある会社の経営者をしており、不自由はなかったのですが、いつも違和感がありました。

老子に出会ったことで「生きるって何だろう」と考えるようになり、少しずつ役職を離れて、現在のライフスタイルに変わっていきました。
(今も違う会社の経営者ですが、ほとんど出勤しないので、報酬はパートさんよりも低くしています。。)

ライフスタイルの変化の途中、ある日、有名な外国人のチャネラーからチャネリングを受けました。
(宇宙やスピリチュアルなことが昔から好きなんです。。)

その時に、「あなたの一番のサポートをしているマスターは、ラオツー」と言われました。

私 「ラオツー? って、誰ですか?」

通訳「ラオツーは、中国の老子のことです」

私 「!!!」

ドキッとしました。
それから、さらに勝手に親近感を持ってしまいました(汗)

その後も、老子やラマナ・マハルシの書籍を深く読みました。
するとスピリチュアルやマスターだの何のというよりも、より根源的な何かがあるということを感じるようになります。

今ではチャネリングやスピ系のワークショップに興味がなくなってしまいました。
(神秘的なことは今でも好きだけど、不要になったという感じです。)

何か足りないとか、能力が身に付けば違う自分になれるなどではなく、「すでに足りている」という充足感に変わりました。

老子とタオイズム

老子の根幹をなす「道(タオ)」「タオイズム」という言葉をご存知の方も多いと思います。

また、老子の言葉には有名なものがたくさんあります。
「大器晩成」
「上善如水」
「柔よく剛を制す」

多くの研究家が老子(老子道徳経)の研究をし、それぞれのスタイルで訳して出版しています。

ほとんどは同じように訳されているのですが、訳者によって若干、とらえ方やニュアンスが違い、「そういうとらえ方もあるのか~」と楽しんでいます。

老子の凄いところは、2500年も前に書かれた内容が、今の時代にもバッチリ合うところです。

※ちなみに老子が実在していたかどうかは定かではありません。
想像上の人物という説や、何人かの言葉をまとめたという説など、諸説あります。

老子が生きていたとされる時代も、今の時代に似ています。
権力者が力を振るい、富む者がさらに富み、官僚の中には汚職がはびこる。
競争や争いも多い時代。

まさに今と一緒。
2500年経って、世の中は発展し、様々な歴史から学んだはずなのに、人間は何も変わらないようです。

老子は晩年、水牛に乗ってどこかに行ってしまったとされています。
(老子の画像を検索すると、水牛に乗っている老人の絵が出てきます。)

隠遁する前は、役人の職に就き、社会の中で生活をし、みずからも競争社会や世の不条理も経験しながら物事を見つめていました。

老子はただきれいごとを語ったのではないのです。
また、貧しかったわけではなく、質素な生活をしていました。

それを表す老子の有名な言葉が「足るを知る」です。
モノの豊かさではなく、心の豊かさを大切にしたのです。

これは、今、はやっている「ミニマリズム」の原点。

ミニマリズム

ミニマリストやシンプリストの方たちのブログも多く見かけるようになりました。

ここ2~3年でミニマルを実践(実践しようと)している方がたくさんいます。
私は少しかじっている程度ですが、ミニマルの考え方が好きです。

「手放すことで、(何かが)手に入る」ということを書いている人も多いですね。
私も大賛成。見習わせていただいています。

ただ、たまにニュアンスに違いを感じることがあります。

老子は、「無為」という言葉を使います。

無為とは、「作為的でない」「結果を求めてしない」「見返りを求めない行動」のようなニュアンス。
「余計なことをしない」と訳す訳者さんもいらっしゃいます。

「あるがままに」「自然にゆだねる」「流れにまかせる」と言い換えてもいいですね。

なので、何かを得るための「手放す」では、パラドックス的に執着があることになります。
何かを得るための手段としての「手放す」は、まだ手放せていない。

引き寄せ的にいえば、「満たされていない」と意識してしまっている時点で、満たされていない現実を強化してしまう。

それよりも「満たされたい」という執着自体を手放す。

人によって言い方が違いますが、今すでに満たされている。今この瞬間が幸せ。何も不自由していない。と「気付くだけ」でいいということですね。

マイホームが欲しい。 ← いやいや、今住んでいる家でも十分。
大金持ちになりたい。 ← いやいや、普通に生活できるお金(+α)があれば十分。
豪華な食事をしたい。 ← いやいや、今の食事でも十分。
新作の服が欲しい。 ← いやいや、今ある服で十分。

もちろん、最低限のお金や物、娯楽は、生活を維持するために必要。
しかし、必要以上はいらないということですね。

老子とバランス

また、老子の教えには「バランス」のこともよく出てきます。
「中庸」や「中道」にも通じます。

ほどほど、平均くらいが良いということですが、常に真ん中で一定が良いとは言っていません。
時には振り子のように両極に振れながらも、基本は真ん中にいる、でいいのです。

片方を常に維持するのも自然ではないし、常に真ん中に位置するのも自然ではない。

私のイメージは、物事が両方に振れながらも最終的には混ざり合って境界がなくなるような感じです。
それが両方を含んだバランス。

振り子が片方に大きく振れるということは、いつでも反対にも大きく振れる可能性を秘めているとも言えます。

例えば、大金持ちになるのは憧れるかもしれませんが、大金があるということがデメリットになる可能性もあるわけです。

もしかしたら、命を狙われたり、盗まれる可能性が高くなる。
そのためにいつも心配が絶えないかもしれない。

お金を持っていない人から、無駄に嫉妬の目で見られるかもしれない。

万一、大金を失ったときに、それまでの贅沢な生活からの落差についていけないかもしれない。
また、失わないための心配も絶えないかもしれない。

失ったことで、より大きな借金をすることになるかもしれない。

大金持ちの人には、その人にしかわからない心配やリスクもあるのです。

だから、ほどほどが良いということですね。

老子の教えは、全81章から成っている。

逆説的な表現も多いですが、とてもシンプル。
逆説的だからこそ、シンプルだからこそ、そこに含まれる内容が深く、本質が隠れているような気がします。

各章ごとは短いので、毎日1章ずつ読んだり、ランダムに1章だけ読むスタイルでも気づきがあります。

特に私が惹かれる章は、第80章の「小國寡民」。

私はこういうニュアンスでとらえています。

↓↓↓
住むなら、小さな国で、人が少ないほうがいいな。

便利な道具はあっても、なるべく使わない。
みんな命の価値を知ってるから、遠出はしない。

船や車があっても、なるべく使わない。
武器はあるけど、なるべく使わない。

複雑な取引はせず、縄の結び目でやり取りするくらいがいい。

食べ物はあるもので、十分おいしい。
洋服も今あるもので、十分美しい。

みんなが安心して暮らしていて、そんな日々を愉しんでいる。
他国の生活も知ってるけど、別に行く必要はない。
↑↑↑

「今の時代に何言ってんの?」と、言われそうです。。
一見、閉鎖的にも感じられます。

便利な道具や武器があることを否定せず、なるべく使わない、使う必要がない、というところが老子らしい。
建前や理想だけを語っているのではなく、人間のサガも包括してとらえています。

例えば、「武器はあるけど、なるべく使わない。」

戦争で攻めて来られた時のために、最低限守るための武器は必要。
しかし、自分からは決して仕掛けない。
抑止力として「持ってるぞ。」ということが伝わるだけで十分ということですね。

全81章の中には、争いや悪政を例にとった話がいくつもあります。
その中に老子の憂いも感じますが、全81章すべてに老子の優しさや、心の豊かさ、宇宙的な視野の大きさも感じ取ることができます。

老子は、何度読んでも、新たな気づきがあります。

「弱くてもいいから生きよう」「命が一番大事」と言っているような気もします。

おっ! 最近、はやったドラマ「逃げ恥」で聞いたようなセリフですね(笑)

このような感じで「シリーズ老子」は、全81章を自分に照らし合わせながら、こちょこちょ綴っていきます。

※老子は「知る者ほど語らず、知らない者ほど語る」と言います。
今、私がダラダラと書いていること自体、野暮ということです。。

ご覧頂きまして、ありがとうございました!

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